連載・きものと暮らす

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【連載77.着付け教室の事】

何人かの生徒さんと着付けのお稽古をしています。
皆さんのおっしゃる難しいところなどのポイントを
いくつかお話し致します。

まず大切なのが長襦袢の着付け。
どうしても襟元がくずれたり、詰まってしまったりします。
一こぶしくらい衣紋を抜き、襟元は左右対称になるように合わせます。
ひもを締めた後、後ろのしわを伸ばして、
ひもの下をしっかりと引き、胸元をひきしめます。

この事がとても大切になります。
次は着物についてお話しさせて頂きます。

うなじ

↑衣紋を抜くのは「こぶし一つ分」くらいが目安。

襟元

↑襟元はきれいな左右対称になるように。

腰

↑腰ひもを締めた後、襦袢の後ろのひもをしっかりと引く。

吊り雛